碧空2115 nautilus666(罪深さが空を鐘の音のように伝わる)
2115 nautilus666(罪深さが空を鐘の音のように伝わる)
妥当要求の輪郭喪失も、神話的懲罰である。
正当性を妥当要求とするような決断より上位であるかに見える決断も決して上位に常住するのではなく、後れて来る「私」の如何わしい遠近法に連れ戻されてしまう。正当性は、種に迫って不断に変易するから、種に迫るうちに個に迫ってしまって誠実に変態してしまうのである。どの妥当要求も上位から支配的に監視し続けられないどころか、躁鬱の、ペルソナが顔面に肉づきになって剥がれない事態が毫も変わらないのにエネルギー状態が振動して変態する如く、かりそめの位格である。
妥当要求が同一のものではなくなっていって自らを疑う妥当要求の不安は、混合種の、その二重性や欠如や過剰といった奇形性の罪深さが、空を鐘の音のように諸世紀を越えて伝わるのである。


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