碧空2178 nautilus729(無意識の海賊版、その焦燥)
2178 nautilus729(無意識の海賊版、その焦燥)
Oedipus の如く、これから贖罪があるかのようにあざむく具体のモードの悪や偽は、ソレガ、とっくに贖罪なのである。Oedipus は、通り魔に逢って独白的対話をする如くである。もっとも、通り魔の場合とは違って贖罪を分け合うのではなく、Oedipus に二重に降りかかる。
具体は霊的気配を脱け出すモードであるが、具体がかる偶然や個といった症状は運命や種といった無意識を償うようにコピーした海賊版のようなものである。悪や偽といった具体がかった症状も良心や精神といった無意識の海賊版であるが、贖罪はこれからあるのではない。
しかし、具体がかった悪や偽は、ゴーストのかかった悪や偽がソレヲ思い出そうと焦燥するようにではなく、ソレヲ忘れてしまう。具体がかった海賊版が贖罪とも救済ともつかなくなるのは、ゴーストのかかった海賊版の焦燥や憂愁なのである。


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