Sunday, March 13, 2022

碧空2200 nautilus751(「私」ノ復活を眠らせる愚鈍!)

2200 nautilus751(「私」ノ復活を眠らせる愚鈍!)  鶴女房の機織る音に誘惑されて正体が異類であることを、「私」は思いがけなくも何か愚鈍に発見する。この、「私」が混合種であることの痙攣的表現(鶴女房を通した告白)は、告白と同時に黙り込んでしまうのであるから、混合種であることは鶴女房に任せてしまうことになって、それが、何カ愚鈍ニ!といった感じなのである。  隣人の正体を「私」が思いがけなくも何か愚鈍に発見するのも、「私」ノ復活をJesus Christを通して告白するために黙り込むことになるからであるが、それが、「私」ノ復活をJesus Christに何カ愚鈍ニ!任せてしまうことになる信仰性である。  「私」ノ復活は「私」の危機でもあるから、この愚鈍!が危機を眠らせるのである。あの、不気味に種が迫る(乾燥の危機に群集して犇めくアメーバが一体の生き物の如くのたうって移動するような)昭和の戦争の日々も、「私」ノ復活を、あるいは絶対のテロに被曝する危機を昭和天皇にそれと知らずに任せて眠らせてしまう愚鈍!が息づく。

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