碧空2202 nautilus753(レプリカの気配)
2202 nautilus753(レプリカの気配)
胸騒ぎがしてハッと目が覚めると画面が砂嵐になっていて、知らぬ間に眠り込んでいたのであるが、眠っている間に画面のなかから乗り出すようにしてのぞき込んでいた何かが慌てて身を隠した?
それが、砂嵐の雑音なのだ。
この荒涼は、ラジオで鬼平の朗読の時間に耳を傾けている間に、あるいはテレビでお能の舞台をのぞいている間に音もなく眠気に誘われるままにまるで出発に遅れてしまったような、あの、討ち入りの大事に寝過ごしてしまったような胸騒ぎがしてハッと目覚めると、盗っ人は捕まっているし、シテは静々と去っていく、そうしたノイズ(暗騒音)なのだが、慌てて身を隠した気配とは何だろうか。
それは、レプリカの気配である。


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