碧空2238 nautilus789(雌を尋ねていたはずなのに母体に出てしまうOedipus)
2238 nautilus789(雌を尋ねていたはずなのに母体に出てしまうOedipus)
奇怪ニモ、「私」が「私」以上であることの断面、次元減数した断面が、「私」が棲息するために遠吠える世界の広がりで、誰もいない部屋を呑み込んだ鏡の気配は後退する。
この世界の広がりは、偶然の雌を尋ねて遠吠える雄の予期であるが、雄の形式である雌が地となって潜伏して後れて来る雌と偶然の雌の齟齬は、雌が雌以上の何かであることで、その媒体性は何か姦通と感じられ、その、盗まれた女体に憑いた狐を叩き出そうとしないではいない。
しかも、後れて来る雌を遡上すれば、それは雄の形式であるから、あの、雌を尋ねていたはずなのに母体に出てしまうOedipus は、雄の形式に忠実な偶然を告白するために黙り込む暗喩である。


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