碧空2268 nautilus819(変にぺちゃくちゃ饒舌な雌弁、夢精のような雄弁)
2268 nautilus819(変にぺちゃくちゃ饒舌な雌弁、夢精のような雄弁)
トリストラム(「・シャンディの生涯と意見」L.Sterne)の母の陰唇に憤る如く上り詰めて来るうずきがまるでもう待ち切れないというように口唇に転移して、変にぺちゃくちゃ饒舌になる雌弁と対いをなすのは、トリストラムの父に響いて来る夢精の憤怒が陰茎に流れ込み、舌頭に転移して歌うような、夢精のような雄弁である。
トリストラムのいやおうもなく所説を開陳しないではいない軽快な多弁振りと説得術も突発的に優性なのではなく、シャンディ一族に特有というのでもなく、系統発生的な自然である。それは、懴悔、告白が良心の呵責の捌け口であるように、疾しさのような怒りと響きを捌かす弁なのである。


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