碧空2294 nautilus845(トリストラムの父の胸騒ぎ)
2294 nautilus845(トリストラムの父の胸騒ぎ)
「大体今は、父は胸の中で考えました、年金だの擲弾兵だのの話を持ち出すのにふさわしい時なのだろうか?」(「The Life and Opinions of Tristram Shandy,Gentleman」L.Sterne)
第四巻第五章の全部である。
その今とは、トリストラムがいつまでもトリストラムにならない今である。トリストラムの父の胸騒ぎはシャンディ一族を償うようにコピーする胸騒ぎが夢の鼻となって転移したのであって、その露頭が第五章の全部であるが、呪われている。
夢の鼻は消失しかけても、途切れかけるとそれ自体が後れて辿る如く空中から生まれて先へなおも続くOLD BEN の足跡の如く、戻って来る。それは、トリストラムを導くmetaphorの気配の如く鎮まらない。


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