碧空2300 nautilus851(羞恥からの防衛発作、反攻の儀式)
2300 nautilus851(羞恥からの防衛発作、反攻の儀式)
あの、身が縮んで小人の大きさになるニルスは、アマガエルが環境の網膜像を体表に転写してそこにいてそこにいなくなるように、見つけた小人の視界にニルスの視界が転換してしまって脱け出せなくなる。
この、瞬間移動のような失踪と幽霊性を告白する「Wakefield」(N.Hawthorne)の失踪もWakefield ののぞき穴の視界が小人の視界に乗っ取られているかのように、そこを占めるまであと0秒の、その0の膨張なのである。
このような失踪と韜晦は、羞恥からの防衛発作で、このような瞬間移動を報告して恐れない告白は羞恥が反転して反攻する儀式(の如く)である。
「家長の懸念」(F.Kafka )も、オドラデクの視界に乗っ取られているのではないか、というような懸念の表明で、それは、羞恥からの防衛発作である韜晦を償うように反転的にコピーした、何か振り上げるような反攻の儀式である。


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