碧空2321 nautilus872(平等が眠り込む、平等を償う)
2321 nautilus872(平等が眠り込む、平等を償う)
とっくに無意識の救済は起こっているのに、その偶然の解は別の無意識の救済があるかのように尋ねる問に連れ戻される。別にあるかのように漂う目的と、別にあるかのように潜伏する場所と、別にあるかのように後れて来る「私」が、意識を組成する。
レプリカの気配の断面である日常の反復性はcategoryの支配の原理に服しているが、偶然なのに予期されている矛盾に、あるいは突出なのに均されている矛盾に驚かない。種が個の振りをする無意識の救済に慣らされてしまっていて、それが種と個の解離であるが、対の範疇を同じと見なすcategoryが支配するのである。categoryは平等の原理でもある。
これは、解離しない対の範疇の平等が眠り込むのと引き換えに、解離した対の範疇をcategoryが同じと見なして平等を償うのである。しかし、この埋め合わせられた平等は、対の範疇が解離しない平等とは何かまるで違う。


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