Friday, September 16, 2022

碧空2385 nautilus936(真実而上の鬱勃)

2385 nautilus936(真実而上の鬱勃)  個と種の中間の暴露である、この、宙に浮く如き落下を、SFは「平行現象」として扱う。タイム・スリップの、その、もどかしい窃視と焦燥と衝撃は、最良の恋である。  個と種の中間を異種に分割、それを上半身と下半身に分配するケンタウロス!も、あるいは外形と影に分配する鶴女房!も、刺激も効果もなく鬱勃として躍り出る真空反応である。  国境で頭上に楕円!が浮かぶとしても、ケンタウロス!が起こるとしても、敷浪打ち寄せる浜辺に大国主が通りかかって赤剥けの素兎と(まるで場所が話す如く)話すとしても、それは出来事なのではなく、真実而上の鬱勃である。

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