碧空2409 nautilus960(何か別にあるかの如き魂の気配)
2409 nautilus960(何か別にあるかの如き魂の気配)
1=0.9・・・
1になるまであと0秒の、その0の膨張は1を疑う。魔法が解ける如く擬態が解けて現実を疑うのであるが、擬態を鎧った1はこうした懐疑をこらえている。解脱(覚醒)しないように擬態は怺えるのである。
雨に破れかけた街角のポスター、同じ顔同じ視線のポスターが何枚も並んだ地下通路、雪のちらつくショーウィンドーの、こちらを見ている着飾ったマネキンは人形振りのパントマイムではないが、
夜空に聳える大広告の、グラスを片手に持った紳士の顔は韜晦しているが、角氷が揺れて鳴ったし、腕が下がった気配がしたが、
反直観的に解離した1と0.9・・・ を同じと見なすcategoryが魂であるが、1を疑う、その、驚くような、場所があふれ出すような懐疑(0の膨張)が、何か別にあるかの如き魂の気配なのである。それは、世界の終わりまであと0秒の、その0の膨張が世界の広がりであるように、雌が雄を呑み込んで雄になるまであと0秒の、その0の膨張が雌雄異体の気配であるように、0の膨張である。


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