Friday, October 21, 2022

碧空2420 nautilus971(孔雀の如く全開する尾羽根に眼状紋をちりばめる)

2420 nautilus971(孔雀の如く全開する尾羽根に眼状紋をちりばめる)  種と個の間の次元跳躍は種が自らを打ち消すまでにコピーして個となって顕れるのであるから、この、真偽や最新性を鎧った出現は暴かれなさを躱せない。例えば、science の果てしもない弥継ぎ継ぎの器官延長の態度は、暴かれなさに取り憑かれている。  種と個の中間の暴露、Dracula が鏡の前に出て鏡が破裂するような暴露は、真実而上の隠れなさを躱せない。  この、暴かれなさと隠れなさの差異は、種と個の中間が解離するか解離しないかであるが、隠れなさの魅惑は、刺激も効果もなく(真空で)上り詰めて来て躍り出る、その鬱勃である。頭上に降りて来る(あるいは地下に潜む)UFO も、ケンタウロスも鶴女房も、寂漠も、鬱勃と躍り出る。  暴かれなさは真偽や経過や部分を装って韜晦するOLD NICKに覆われて脱け出せないのであるが、隠れなさはEROSが出自を打ち消すまでにコピーして(真空で)孔雀の如く全開する尾羽根に眼状紋をちりばめるのである。  二時間もつづいて炎天下でアフリカ大平原を横ぎった後、土人は静かにタアル語で言った。  「長い間、お尋ねしようと思っていたのです。あなたが独りでこのような草原におられ、そして太陽がかように草むらの上を照らすとき、何ものかが話すように思われたことはありませんか。私が言うのは耳で聞こえるものではなしに、あなたが小さく非常に小さく、他の方が非常に大きくなるように思われるものです」

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