碧空1465 nautilus416(infernal twoness6)
1465 nautilus416(infernal twoness6)
(あたかもうっかりであるかのように)壁に塗り込められた「黒猫」は、打ち消すまでにコピーした(人面瘡としての)黒猫の声帯を通して(「地獄から管を通されて」)不随意に白状してしまうゴシックの、そのinfernal twonessが迫るのであるが、infernal twonessに迫って双子のトリックを取り出すミステリなのではない。
there are noneの、その妊娠状態の「地獄から管を通される」不安は、薄気味悪く迫る「誰かがいる」に面して「誰かがいる」まであと0秒の、その0の膨張である。
「The Murders in the Rue Morgue」(E.A.Poe)は、モルグ街を彷徨う人殺しが「地獄から管を通されて」猛威を振るうが、この猛威はsuperhuman energy の系統発生的表現 Ourang-Outangとなって、(一つになるために半分になる)infernal twonessを打ち消すまでにコピーした(二つになるために一つになる)双子のトリックを解いて見せるミステリである。ミステリは、ミステリに反して、何か本能の気配がする。
それは、モルグ街に出現した幽霊が「私」を探しているようではない、その「地獄から管を通された」異常接近の不安から、その、初めてなのに初めてではない不思議な喪失を打ち消すまでにコピーした葛藤を分割しないではいない発作なのである。
しかし、その分割は、un-copy ではない。


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