Monday, January 09, 2023

碧空1500 nautilus451(ミステリのun-copy、ミステリのun-riddle)

1500 nautilus451(ミステリのun-copy、ミステリのun-riddle)  流された(種が個の振りをする)「私」は、それ自体を後れて辿るように彷徨して(自らを追い越して)Oedipus の如く密通することになる。復活は、この受胎告知の反復、姿を現わすために姿を消すmetaphorの自乗であるが、誰かがいる!までに誰もいなくなるレプリカの気配の、その、最新性と反復性が解離しない葛藤を打ち消すまでにコピーして解離した日常性は、その矛盾を忘れていられる。  そうした日常性のun-copy は、何も変わっていないのに取り替えられてしまっている!というふうだ。ミステリの、双子のトリックの究極に於いて、死体、犯人、犯人を探す者、そして裁く者とが収斂する総掛かりに通りかかる人々の誰だか分かったものではない陰謀と異常接近の気配はミステリのun-copy であるが、その、誰もいない部屋を呑み込んだ鏡の破裂のようなand then there were noneは、そのままに「誰かがいる!」までに誰もいなくなって薄気味悪く迫るゴシックの気配である。  ミステリは、一つになるために半分になる「誰かがいる!」気配を打ち消すまでにコピーして、二つになるために一つになる双子のトリックを鎧って迫るのであるが、un-copy とun-riddle は何かまるで違う。ミステリのun-riddle は双子のトリックに零落した秘密を分割して暴くに過ぎないが、ミステリのun-copy はゴシックの秘密に連れ戻される変態なのである。

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