碧空1527 nautilus478(戦慄とユーモアの間の変態のELPIS)
1527 nautilus478(戦慄とユーモアの間の変態のELPIS)
シェーラザードが繰り広げる入れ子状態で再発する世界の広がりに、シャーリヤール王が浮かび上がるかのような無力状態で落下するのは、世界の広がりを代表する片隅の眩暈と全体を個が代表する権力の眩暈の間の、その位置異常の変態に触れたのである。
ハルーン・アル・ラシッド王が旅商に身を窶してバグダットの都の巷間に世を忍ぶ微行は、そうした落下を(位置異常の二重性を)分割して葛藤を緩和する着地というより、復活が俗世に忍び込む、その戦慄がまるで何か未来があるかのようにユーモアに変態するのである。


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