碧空1540 nautilus491(秘密の姿に連れ戻されて遠近法の崩壊を堪える)
1540 nautilus491(秘密の姿に連れ戻されて遠近法の崩壊を堪える)
告白して他の誰かの事にする告解室に「私」は被曝して秘密の姿を現わし、告解室を通り抜ける間に告解室となって姿を晦ますのとは半ば逆であるが、Oedipus に現れた「私」は他の誰かを通して告白して自分の事になる偶然の荒野に被曝して通り抜ける間に荒野となって姿を晦ます。
この、半ば暴かれなさ半ば隠れなさは、小さく小さく何ものかが話し出すまでに小さく戦慄的に媒体であることから脱け出そうと足掻く「私」の葛藤、焦燥、そしてELPIS である。
この、後れて来る「私」が場所となって姿を晦ますのは、後れて来る「私」が秘密の姿に連れ戻されて遠近法の崩壊を堪えるのである。


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