Thursday, March 09, 2023

碧空1558 nautilus509(「私」の目に宿る半伝説的な緑色、半伝説的な自由落下)

1558 nautilus509(「私」の目に宿る半伝説的な緑色、半伝説的な自由落下)  ノルウェイ船の乗組員の目は緑色であるはずだ!といった夢想は、Norwegianとgreenが地下で交差して不完全なアナグラムの如く通じているというだけでなく、VikingやNorwegian が打ち消して潜伏したフィヨルドやスカンジナビアが不完全な緑色となって誰でもない目にエコーしているのである。(nautilus508)  ノルウェイ船がダブリンの港湾まで北海を南下して、バイキングの末裔の目の色が青や灰色、黒でさえあるのは、その頭髪の色が、黒死病の如く繰り返し侵寇する中世のバイキングの半伝説的な金髪ではなく茶色く混血している如くである。  「私」はフィヨルドから来た人々の子孫ではないが、「私」が誰でもなくなる小さな、しかし厳粛な航海は半伝説的な緑色の目の大いなる南下を打ち消すまでにコピーしている。しかも、この冒険はリフィ河を渡って、さっきまで眺めていた向かい側の埠頭に上陸する以上の、重力圏を脱する半伝説的な自由落下、「私」の「私」の浮上である。  「私」の目は、半伝説的な緑色に光る。遠く来過ぎてしまって、息を継ぎに水面に出るかのようにふっと我に返るまであと0秒の、その0の膨張である。

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