碧空1588 nautilus539(「地獄から管を通される」ELPIS)
1588 nautilus539(「地獄から管を通される」ELPIS)
それ以上(larger than life)になって迫る入江や「私」に迫ろうとすると、鏡が破裂するように文法が破裂する。「私」は、誰でもないことを打ち消すまでにコピーする憧憬なのである。
「私」は誰でもないことにあこがれているし、「私」だけの入江は誰の入江でもないことにあこがれている、この無意識は、打ち消すまでにコピーする焦燥であるが、「何をしようか」というような春愁の如く「地獄から管を通される」のである。
何をすることが生きることなのか、道がずっと続いている鬱勃の気配は、食欲と性欲に双子の霊がかかるのである。口唇の欲求は、胃袋や性器の位置異常であるおしゃべりの如く、性欲を打ち消すまでにコピーする変態である。
この、口唇の欲求と性欲の間の変態は、「地獄から管を通される」ELPIS である。ずっと続いて伸びる道は、そのmetaphor、あるいはイラスト、あるいは物語の終結法である。


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