碧空1621 nautilus572(地獄のリズム、地獄のELPIS、神話的なphenomenon)
1621 nautilus572(地獄のリズム、地獄のELPIS、神話的なphenomenon)
アメーバもヒトも個の危機には群集して一体の種の如き群衆となってうねり、渦を巻き、のたうって移動する。
こうした二月革命の群衆の殺到の間も、自然が打ち寄せては返すフランスの原野には栄華の数々が打ち上げられては、沈黙と憂愁となってガリヤの深奥に戻されていく。
この、敷浪打ち寄せる浜に魚が上がって来て、投げ返すとまた上がって来るリズムは、「私」が自然を打ち消すまでにコピーする憧憬に光が満ち、あるいは個と種を同じと見なす神話的なphenomenonに言葉が満ちるリズムであるが、Narcissus が触れようとして手を差し伸べると波紋となって崩れて消える地獄のリズムに瓜二つである。
Narcissus のリズムは、Echoのリズムに呪われているはずであるから、言葉が光速を打ち消すまでにコピーする憧憬は、Narcissus の口からまるで魚が飛び出してしまうような届かなさ、しかし地獄のElpis である。Echoの口を通して飛び出すNarcissus の言葉オマエハ誰ナノ!は魚となって水を渡り、水から上がってnarcissus となって咲く神話的なphenomenonである。


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