Thursday, May 18, 2023

碧空1628 nautilus579(すぐそばにある恐怖の麻痺)

1628 nautilus579(すぐそばにある恐怖の麻痺)  1と0.999・・・ を同じと見なすように、幾何は点と中点を同じと見なして、個と種の関係を模写する。  中点は、種が個と個の中間ではなく個が占める場所であるように、点と点の中間を占めるのではなく、点が占める場所である。運動が打ち消されるまでにいつまでも中点に到達しない焦燥は、二度と再び戻れない!という恐怖を潜めている。中点を尋ねて宙に浮かんでしまうのである。  点と中点を同じと見なす限りで、奇妙ナコトニ、点と中点は解離する。種の如く中点は後れて来る「私」に変態して、一回性と反復性の矛盾を使いこなす。こうして、後れて来る「私」の日常は宙に浮いているようで、へばりついている。二度と再び戻れない!という恐怖が、すぐそばにあるのに麻痺していて、この悪い虚構を何度ものぞきに戻らずにはいない。

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