碧空1637 nautilus588(まるでもっと真実!3)
1637 nautilus588(まるでもっと真実!3)
モノマネドリの、環境の支配的な音響を鸚鵡返しに模写して融け込もうとする防衛のように、人のおしゃべりも、環境の支配的な空気、平均的なものになってエコーする。
つぶやきもどんなに私的に突出して見えても、そのエコーは平均的である。つまり、何かが「好キダ!」と叫んでいるのに、口から飛び出すのは「オマエハ誰ダ?」なのである。ECHOは、攻撃的に叫んでいるのに、打ち消すまでにコピーして防衛的な言葉が飛び出してしまう憧憬である。
日常を支配するECHOが攻撃と防衛を同じと見なして攻撃と防衛が解離するか、攻撃は防衛を打ち消すまでに、防衛は攻撃を打ち消すまでにコピーする憧憬か。これは、呼び交わす陰陽にも当て嵌まる。雌雄異体の気配を支配するECHOが雌雄を同じと見なして雌雄が解離する世界の広がりか、雌雄が解離しないJesus Christやケンタウロスや鶴女房の如き半陰陽の棲息地が、まるでもっと真実!というふうにのぞくか。


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