碧空1853 nautilus604(硬直する海のゆれ動き)
1853 nautilus604(硬直する海のゆれ動き)
日常は、世界の終わりを打ち消すまでにコピーする憧憬である。その新奇性と反復性は、寄せては返す敷浪の如く、絶エズ前進シテイルノニ!世界ガ終ワッテイルノデ(まるで強硬症のように)一歩モ前ニ進マナイ!
「ところでこの世界のすべての運動の中で最も規則的で最も自然で最も宇宙の秩序に合致している海のゆれ動きを、ド・ランクルは有毒だと考えた。その運動は、人間の心に危険な誘惑、起こりそうもなく何時も満たされない夢想を示し、邪悪な無限の形像そのものだった」
この、海のゆれ動きは、悠久の気配が次元減数した断面である。躁鬱の如く循環、交替するというより、躁状態なのに鬱状態の、0.999 ・・・が、いつまでも1になりそうもないのにとっくに1であるような(とっくに世界が終わっているような)邪悪さなのである。


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