碧空1870 nautilus621(metaphorの野心)
1870 nautilus621(metaphorの野心)
甲と乙の間のmetaphorの運動は、この世のもの甲を映し出すこの世のもの乙が擬似霊になって甲にかかるのである。metaphorの野心は、この世のものを霊的にする。例えば襲うように突然黄泉返る記憶は、漠として気懸かりな(しかしすぐそばにある)他の何かの隠喩であるが、その何か漠とした問を打ち消すまでにコピーした解(媒体)である。つまり、その突然の記憶はmetamorphosis なのであるが、隠喩はこの媒体を霊的にする反転なのである。
そもそも、霊的存在を保存しようとしてmetamorphosis は霊的存在を打ち消すまでにコピーする次元跳躍であるが、metaphorは、この次元跳躍を打ち消すまでにコピーしてmetamorphosis が姿を現わすためにmetaphorとなって姿を消すのである。
metaphorは、metamorphosis を映し出す媒体である。この、metamorphosis とcategoryの中間の運動は、言葉や貨幣といった媒体(器官の延長)がはたらく基盤である。言葉や貨幣が霊的になるとすれば、それは、metaphorの、その擬似霊の反映である。言葉や貨幣はこの世のものを鏡の如く呑み込むまでに霊的になるのである。


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