碧空1875 nautilus626(交換の暴力)
1875 nautilus626(交換の暴力)
タイム・スリップは、変化と保存を兼ねる次元跳躍、すなわちmetamorphosis の、その断面、そのmetaphorである。それは擬似霊になって、運命や種や良心や無意識といった精神を打ち消すまでにコピーして偶然の個や悪や症状といった偽りになる次元跳躍にゴーストがかかるのであるから、タイム・スリップはゴシックのはずである。つまり、タイム・スリップに気づいたのは「私」であるのに、タイム・スリップは「私」を探しているようではなく、まるでもっと真実!なのである。
この、まるでもっと真実!は、平行する「私」は平等ではないのに交換が起こる、あるいは交換が起こっているのに平行する「私」は平等ではない、というようなPANIC である。タイム・スリップは、安楽死と葡萄酒や希覯本との間に起こるような、交換の暴力なのである。


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