碧空1882 nautilus633(夢の監視の隠喩)
1882 nautilus633(夢の監視の隠喩)
カインを平等が襲う。身代わりの時制に包まれたカインはアベルに取り憑かれたようなものだからである。アベルは姿を現わすためにカインとなって姿を消すのであるから、カインとアベルが悪と良心の関係で解離するのであれば、アベルは行方知れないままに、しかしカインに余りに近過ぎる監視の気配に衝き動かされてカインは、カインの姿をした悪疫のままに悪疫から遁走するのである。
悪疫は良心のmetaphorである。あるいは、カインと呼ばれる悪い現実は、アベルと呼ばれる夢の監視の隠喩である。


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