碧空1899 nautilus650(Snatcherの謎掛け、Sphinxの謎掛け)
1899 nautilus650(Snatcherの謎掛け、Sphinxの謎掛け)
Hollywood が何度ものぞきに戻らずにはいないSnatcherの謎掛けは、Sphinxの謎掛けの如くである。しかし、4→2→3の変態は個が種を打ち消すまでにコピーするmetamorphosis を暗示するに留まって、種と個の中間の隠喩であるSphinxの、その半人半獣性こそはmetamorphosis の隠喩であるのに対して、Snatcherの、その乗っ取りが、種が姿を現わすために個となって姿を消す如く、疫病が人の姿をして伝染する如く、metamorphosis の隠喩である。
Sphinxの謎掛けは、Sphinxを尋ねて、Oedipus を要約する。その要約は、個が種を打ち消すまでにコピーする媒体性から逃れられないし、知らないでは済まされない。「私」を代表する自由は、偶然の「私」が運命や種の良心といった無意識の媒体であることを打ち消すまでにコピーする憧憬であることを、Oedipus はSphinxを通して尋ねるのである。
人の姿をして跋扈する疫病は、このことの遠隔感応的な告白であるが、Oedipus が足掻いて魘されるのは、とっくに乗っ取られているのに「私」が魔術的に認識されたと感じるのである。


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