碧空1908 nautilus659(「私」の反省)
1908 nautilus659(「私」の反省)
「私」は、真実の如く、不易ではなく変脱する。漠として予期している現実に飢えるというような焦燥があって例えばずっと話に聞いていたOLD BEN(「熊」W.Faulkner )が終に登場するシーンの神秘や、極秘に忍び寄って爆破しなければならない橋梁が遠く、しかし青い山脈の如くすぐ間近に大きく迫って予期に矛盾しない姿を現わすともうただもう嬉しくなってしまうというような、「私」とは、真実に飢えているというように、まるでもっと真実!というように変脱する(まるで真実の最高到達点があるとでもいうような)真実の奇妙な振る舞いを打ち消すまでにコピーする憧憬である。
つまり、OLD NICKを思いつくのは、それが「私」の断面、壁に写る影だからであるし、それは「私」の反省なのである。


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