碧空1913 nautilus664(如何わしさはELPIS)
1913 nautilus664(如何わしさはELPIS)
海幸彦が「私」と混同して交換不能の、あの釣針を山幸彦が紛失したことを通して打ち消された海幸彦は山幸彦の断面になっていて、この不穏な混合種は、配偶へ、対い形成へ、別の幸へ、器官の延長としての生殖へ導かれる。山幸彦が産屋をのぞき込んでおぞましい魚族の姿を見るのは、鏡をのぞき込んで驚くようなものであるが、まるでもっと真実を!というようにいや継ぐ生殖のELPIS は、真実の紛失からである。
真実と他の誰かを混同して「私」のことにする伝聞は、まるでもっと他の誰か!というような妥当要求(すなわち、正当性)に従う。真実と「私」を混同して他の誰かのことにする告白、まるでもっと「私」!というような妥当要求(すなわち、誠実)に従う告白は、この伝聞を打ち消すまでにコピーする憧憬である。
つまり、この伝聞と告白は如何わしいし、その妥当要求も、その憧憬(変態)も如何わしいが、この如何わしさはELPIS なのである。


0 Comments:
Post a Comment
<< Home