Tuesday, August 15, 2023

碧空1916 nautilus667(光る一体の種)

1916 nautilus667(光る一体の種)  たった一つしかないといった引き締まった相貌は何か本当らしく、もう一つあるといった緩んだ相貌は何か嘘っぽくなる。しかしこの違いは程度の差でしかなく、嘘っぽい個と嘘っぽい個との間に出現する種は嘘よりもっと嘘じみているが、しかし、何か信じたくなるのは一体どうしたことか。  乾燥の危機に際して諸方から結集したアメーバが一体の種の如く決然としてのたうって移動する、その、どのアメーバも一体の種を代表して全体の自乗に膨れ上がって殺到する、この、-1になるような自乗の殺到は、その、出現することが逃れ去ることであるような一体の種は、ヤーウェの如くまるで光速に達して光るから何か信じたくなるのである。  危機に際して決然として登場する唯一者、一体の種の如く-1になるような自乗の殺到を夢の如く一身に圧縮した嘘よりもっと嘘じみた独裁の怪物も、何か信じたくなるように光るのである。

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