碧空1924 nautilus675(「私」の危機の表現)
1924 nautilus675(「私」の危機の表現)
「私」の危機に際して、世界の片隅は秘密なまでに他の誰かのことになる。大気は寂漠になって、のぞき穴は誰ののぞき穴か分からないし、落下はタイム・スリップしたように浮力が及び、もの凄い疾走は敷浪となって打ち寄せる。
一体の種の良心は神授も同然の独裁であって、それは偽も同然の種が生き延びるための偏見であるから何か真実の如く訴えかけるレトリックなのである。レプリカの気配には、易々と説得されてしまう。例えば既視感は、一体の種が波動する「私」の危機の表現であるが、一体の種の良心は説得するのか、魅惑するのか。


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