Saturday, September 09, 2023

碧空1941 nautilus692(認識の危機12)

1941 nautilus692(認識の危機12)  突如として十月の大根畑が、死体遺棄かあるいは殺害の現場に変脱する。この、大根畑が秘密を告白して他の誰かのことにする魔術的転移は人の告解に擬らえているのではなく、自然や自由が(あるいは「私」が)媒体性を打ち消すまでにコピーする憧憬であることの、従ってまるでもっと真実!というように仮の(あるいは偽りの)真実が変脱する、その、ELPIS の秘密を暗示するのである。  自乗すると-1であるような地獄の精彩に富んだ責め苦は、この仮の(あるいは偽りの)真実の変脱の断面であるし、♀のコブラが♂のコブラを呑み込んでいって♂のコブラになるまであと0秒の、その0の膨張である大フーガ(Bach)は、まるでもっと真実!そのもの、認識の危機である。

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