Tuesday, October 10, 2023

碧空1969 nautilus720(ふしぎな覚醒!)

1969 nautilus720(ふしぎな覚醒!)  大地震や津波がおしゃべりじみた日常を破壊するようにではなく、日常性は何かふしぎな衝撃!で壊れる。その崩壊は目に見えない。自乗すると-1であるような地獄の水で穴のあいた甕を満たそうとすることがそのままELPISであるような日常の、その日常性は問と解が解離する魔術であるが、何かふしぎな衝撃!で解離しなくなるのである。  例えばポーランドとチェコスロヴァキアの国境のライ麦畑からフランスへ戻ったジャン・ジュネを襲う、硝子の破れた窓を誰かが新聞紙で塞いだ、その新聞紙が風を孕んでまるで白い息を吐くような小さな音、それはふしぎな覚醒!であるが片隅から拉致する如く「私」を脅かすのであるから、むしろ隠れなさである。  世界の終わりの隠れなさ(nowhere to hide )は、世界の終わりが姿を現わすために片隅となって姿を消す隠喩性の暴露なのである。

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