Wednesday, October 18, 2023

碧空2977 nautilus1320(身代わりの自由の異聞)

2977 nautilus1320(身代わりの自由の異聞)  何が入れ替わったのか分からない女房の折檻の図、あるいは鶴女房の献身の図、あるいは約束の時が満ちて姥ヶ池のヌシが夜な夜な姫の枕に通って来る図は、「私」と姦通を同じと見なすcategory、身代わりの自由の異聞である。「私」や姦通は媒体性を打ち消すまでにコピーする憧憬であるから、このmetamorphosis の衝撃のun-copy が、身代わりの演劇的自由である。それは、解離した「私」と姦通を同じと見なす!  それは衝撃の減衰どころか、身代わりの自由の異聞はなおも息を呑むばかりである。折檻の図はどうにも雌狐を叩き出せない苦悶であるし、壁に異類の影を写した献身の図は折檻の図の異本であるし、約束の時の姫は未通なのに何か姦通なのである。

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