Thursday, November 30, 2023

碧空3020 nautilus1363(プログラムの気配、被翻弄の気配)

3020 nautilus1363(プログラムの気配、被翻弄の気配)  ズットコウナル気ガシテイタ!というように運命じみた(あるいは狐狸の気配のする)偶然は、しかも何カノ間違イダ!(あるいは何かユーモア!)と感じる。  同じようにして、「野火」(大岡昇平)が行手に上がるのは、互いに余計なものに似ようとするシャムの双子のように解離しない原因と目的からで、その最終状態は狙撃!と感じる。  同じようにして、見初める!というような突然逆せ上がるphenomenonは、「私」でなくなるまであと0秒の、その0の膨張である。お登勢の如く三条河原に晒されようと、お梶の如くからだを二つ重ねて切り刻まれようと、といった逆せ上がり振りは、階級や禁止を踏み越える捨て身の跳躍である以上に鮭の如く熾烈に個を脱け出す遡上なのである。  この遡上はプログラムの気配、被翻弄の気配がする。

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