Monday, December 04, 2023

碧空3024 nautilus1367(奇妙な殺意、驚異の誕生)

3024 nautilus1367(奇妙な殺意、驚異の誕生)  林養賢の母志満子は父を兼ねるのであるから、養賢がOedipus のように流されるのは、Oedipus が父王に取って代わるために戻って来るように、養賢がペニスを兼ねる母を殺しに戻って来てしまう、そのためにである。まるで遠島に流されて置き去りにされるような修行は、その間に知らず知らず奇妙な殺意を練る。というのも、それはしかもペニスになるのであって、つまり、母を殺すことがしかも母と交わって誕生することになるような迂回なのである。この盲目のペニスは、自食まであと0秒の、その0の膨張である。  殺祖は、祖を打ち消すまでにコピーする憧憬である。その、本当の弟子の異常接近は、祖師が弟子となって(遠くて声が届かないまでに近過ぎる弟子の姿をして)直伝するのである。弟子を殺してしまうDaidalosの場合、それは誤伝なのではなく、弟子は疾しさとなって潜伏してDaidalosに乗り移る。そのエコーが鷓鴣の監視の目である。弟子が祖師となって(近過ぎて見えないまでに遠い鷓鴣の姿をして)直伝するである。  こうした時制の矛盾、崩壊、あるいは表現は、既視感が、他の誰かに降りかかっている!とか、もう起こっているのにこれから起こる!とも訴える如くに、後れて来る「私」の時制ではなく、過ぎるまであと0秒の、その0の膨張である。

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