碧空3026 nautilus1369(驚異の変身、異常な誕生)
3026 nautilus1369(驚異の変身、異常な誕生)
Jesus Christの場合、母と交わることが、♀のコブラが♂のコブラを呑み込んでいって♂のコブラになる、というように呑み込まれていきなり贖罪であるような変身と誕生である。マリアを尋ねて写真撮影しても浮かび上がるのはJesus Christで、マリアは写らない。
EROSの場合、その驚異の変身と異常な誕生は、♀と♂がEROSの器官であり、♂がさらに器官を延長した身代わりと♀が姦通して、EROSが誕生するといった時制異常である。
EROSを尋ねる試みが、翼の生えたペニスあるいは一寸法師となって種と個の中間が姿を現わすのは、珠玉の解である。その、種と個が解離しない「私」は、解離した「私」の野心、実在であろうとする野心ではない。
先立つはずのものが後発する自食の目眩は、個が種を打ち消すまでにコピーする憧憬であるし、部分が全体になるまであと0秒の、その0の膨張である。この、時制異常に被曝していつまでも1にならない「私」は、一体、実在しようとする野心なのか、その気がないのか、区別がつかない。


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