碧空3069 nautilus1412(嘘の本能が嘘の気配を消せない夢想)
3069 nautilus1412(嘘の本能が嘘の気配を消せない夢想)
運命がかった種や良心や精神といった無意識を打ち消すまでにコピーする偶然の個や悪や偽といった症状の、その、奇妙な憧憬や、例えば異性といった漠とした種の夢や予期が姿を現わすために思いがけない具体(嘘みたいな、しかし胸ふるえる形や質や声)となって姿を消す隠喩や、例えば元素周期律表といった種の夢の、その問としての種の夢と解としての種の夢を同じと見なす範疇は、嘘の本能の位格変化である。
嘘の本能は、「私」の本能、従ってEROSの本能である。釘づけの十字は、こうした、種と個の間で位格変化する本能のイラストあるいは彫刻であるが、それは、嘘の本能が嘘の気配を消せない時制の異常や崩壊に耐えるのである。
それは、人格に変換すれば、神とサタンの間でささやきが交わされる、といった夢想を誘導することになる。
ヤーウェ:汝何処より来りしやサタン
サタン :地を行きめぐりここかしこ経あるきて来れり
人狼が蜻蛉を切って変身する如く、ヤーウェは地を経巡ると一つに於いてサタンになる。ヤーウェの野心は嘘の気配を消すことであるから、サタンは実在する気がないというのではなく、実在しようとする不安の蔓延である。地ヲ行キメグリココカシコ経アルキテ来レリ、というように蔓延するのである。


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