Sunday, February 04, 2024

碧空3087 nautilus1430(女性が鏡に呼びかける魔術的所作)

3087 nautilus1430(女性が鏡に呼びかける魔術的所作)  桃を分割すると誕生する桃太郎は、天の岩戸の裂目が地上に魔術的に転移した女性の夢想である。この夢想は、女性が鏡に呼びかける魔術的所作なのである。種と個の中間を分割して呼び出されたスサノヲはまるで責め苦のようにして暴れるが、地上に転移する間にまるで贖罪であるかのように桃太郎に縮んでしまう。贖罪はさらに継がれて、寄せ集めの少数精鋭による妖怪退治となって面白く反復する。  丑の日の丑の刻の鏡に少女が呼びかける魔術的所作は、運命の人を尋ねて偶然の異性が種と個の中間の魅惑を分割して現れるのである。魅惑は目眩を誘うが、魅惑を分割して浮かび上がった鏡像の面白味には手放しで目を丸くして驚く、と一つに於いて疑う。  スサノヲは川辺に椀が漂い流れて来たのを見て川上に人が棲むのを知る、その偶然と一つに於いて、クシナダ姫は鏡に贖罪で縮んだ偶然のスサノヲを呼び出すのである。その面白味は、八岐大蛇退治となって反復する。約束の時が満ちて、姫の枕辺に夜な夜な通って来る「姥ヶ池」のヌシの魅惑は、八岐大蛇とスサノヲになって分割した種と個の中間である。  八岐大蛇は消滅するのではなく草薙の剣となって潜伏するのであって、眠り姫なら、その眠りを覆い包んでいた(というより、眠りそのものがのたうつように八岐に伸びる)茨の森の潜伏である。

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