碧空3091 nautilus1434(言葉の危機の分割、日常性の危機)
3091 nautilus1434(言葉の危機の分割、日常性の危機)
ケンタウロスの魅惑がケンタウロスの危機であるように、言葉の魅惑は言葉の危機である。言霊は、言葉のtwice-told-ness 、初めて話すのにまるで誰かが話すように初めてではない既視感である。言語は、私的発話を媒体とし、私的発話は、言語を打ち消すまでにコピーする憧憬であるが、言語は原罪や種の如く何か疑わしい。それが先立つかに見えるのは、違うものを同じと見なす私的発話が既視感であるようなtwice-told-ness の、その、違うものを同じと見なす範疇が解離しない危機が分割するように解離するからである。
日常の片隅が何も変わっていないのに取り替えられてしまっている!というような魅惑は、逆に、解離していた日常が解離しなくなる日常性の危機である。それは、大震災のような日常の瓦解とは何かまるで違う。「私」も原罪や種の如く何か疑わしいが、後れて来る「私」はまるでタイム・スリップしたように先立つかに見えてしまう。


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