碧空3095 nautilus1438(獰猛なEROS)
3095 nautilus1438(獰猛なEROS)
種と個の中間は、まるで実在!の神と共にある裂目、あるいは解釈がまるで実在!の原作と共にある裂目である。解は無尽蔵、原作は膨れ上がるように流動的であるが、解の平均値なのではない。
この、覚醒した裂目が本来的というのではなく、「私」や解釈が自由であることの(目を閉じた)擬態と、「私」や解釈が媒体であることの開眼(ほどける擬態)との間に振動するのである。
擬態に片寄る振動停止で、原作と解釈の中間は思い過ごしの自由と飼い馴らされた平均値の身分に零落する。自由は、媒体であることを打ち消すまでにコピーする憧憬であるが、解釈が原作を呑み込み終わって原作になる、というような獰猛なEROSが萎えるのである。
丑の日の丑の刻の誰もいない部屋を呑み込んだ鏡が誰もいない部屋になる、といった少女の獰猛なEROSは、♀のコブラが♂のコブラを呑み込み終わって♂のコブラになるようなものである。


0 Comments:
Post a Comment
<< Home