碧空3109 nautilus1452(偶然のナルキッソス、取り憑くECHO)
3109 nautilus1452(偶然のナルキッソス、取り憑くECHO)
ナルキッソスの挿話の、鏡像が実在しようとしていつまでも満たされない焦燥、あるいはいつまでも満たされないことがまるで実在であるような葛藤は、アナタガ好キ!と叫んでいるのにECHOの口からはオマエハ誰ダ!がまるで実在するかのように飛び出してしまう、その焦燥や葛藤(地獄のELPIS )の変換である。
この変換は、水鏡に面して、アナタガ好キ!と叫ぶと、オマエハ誰ダ!と応答するようなものであるが、ナルキッソスを媒体とした種としての「私」は偶然の「私」がオマエハ誰ダ!とあやしまないではいない存在であるから、ナルキッソスを媒体として取り憑いた種としての「私」が変換したのはECHOなのである。
水鏡に宿った鏡像はECHO、水鏡は偶然のナルキッソスである。つまり、水鏡が鏡像に向かってオマエハ誰ダ!と問いかける構図である。


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