Thursday, March 07, 2024

碧空3119 nautilus1462(それとは知らぬmelancholy)

3119 nautilus1462(それとは知らぬmelancholy)  日常がそれとは知らぬmelancholyを鎧っているのは、自乗すると-1であるような水で穴のあいた甕を満たそうとするような、実在しようとする焦燥である。  この、地獄のELPISは、瑣末な、ささやかな、というより(そうした程度が取り消された)絶対の細部が吸い込まれていくブラック・ホールであるから、カノンの如く太らない。  カノンが写しているのは、種と個の中間である。それは、0と1の間に1になろうとして無限の実数が吸い込まれていくのである。それは、敷石道の、その敷石の一つ一つの真ん中に足を踏み入れて辿っていくような、暖炉の火をうつらうつら憂い見詰めるような、模写発作である。  それは、実在しようとして、無意識を打ち消すまでにコピーして、それ自体を後れて辿る。

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