Wednesday, March 13, 2024

碧空3125 nautilus1468(原罪の要請)

3125 nautilus1468(原罪の要請)  ユピテルは、他の誰かのことが「私」のことになる「私」の媒体性や「私」の姦通性に迫る。ユピテルが牡牛や黄金の雨に変装して拉致、姦通に及ぶのはユピテルの恐れを知らぬ底力であるが、疾しさから身を窶すのである。それは、ユピテルが姿を現わすために姦通となって姿を消す魔術的葛藤である。姦通となって姿を現わすユピテルと呼ばれる良心が姿を消すのは、疾しさからなのである。  EROSは、他の誰かのことが「私」のことになる「私」の媒体性や「私」の姦通性に迫る。EROSが姿を現わすためにVenus の姦通となって姿を消す、それと一つに於いて、後れて挿入されるEROSと呼ばれる魔術的葛藤が迫るのである。それは、後れて挿入される原罪の如くである。  原罪の要請は、姦通や殺祖である。自由が「私」を代表するのは「私」の媒体性に矛盾する如く、「私」の姦通や殺祖が良心の要請であるのは魔術的葛藤である。それは、片隅の「私」が大地震のど真ん中に抱き竦められるような、「私」の秘密がドンぴしゃに雷電に撃たれるような、隠れなさである。

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