碧空3136 nautilus1479(アナタガ好キ!の平均値がオマエハ誰ダ!であるミステリ)
3136 nautilus1479(アナタガ好キ!の平均値がオマエハ誰ダ!であるミステリ)
おしゃべりは告解とうわさの間で個から種へ、種から個へ魔術的隠喩が振れるのであるが、貨幣の流通も秘密な価値が伝達するのではなく、極私的なブラウン運動の如き価値を概して自由落下の如き平均値にするために他の誰かを呼び出して「私」を尋ねるミステリである。それは、ヤーウェが、アベルを包むアウラを殺ぐためにカインを呼び出して「私」を尋ねる如くである。
アナタガ好キ!と秘密を叫んでいるのに口からはオマエハ誰ダ!が飛び出してしまうECHOは、この秘密のアウラの平均値がオマエハ誰ダ!であるミステリに驚いている。アベルを包む秘密なアウラは蜃気楼である。しかし、それがカインを包むべきなのにそうではないようなのでカインは嫉妬するのであるし、アベルはそれが他の誰かを包むようなので何かこころが届かない。
こうした疾は、種と個が解離しない中間に被曝するのである。一方、疾を眠らせる流暢なおしゃべりや貨幣の流通は、シャムの双子のカインとアベルの解離である。


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