碧空3158 nautilus1501(震える信頼、飽くなき永遠機関)
3158 nautilus1501(震える信頼、飽くなき永遠機関)
J.J.Rousseauの「告白」は、伝聞が告白の振りをする魔術的瞞着、「私」は嘘つきである!と知らず知らず告白しているのであるが、それは、「私」の秘密が他の誰かのことになる、と一つに於いて、他の誰かの秘密が「私」のことになる不気味が、隠れていたものが顕れる効果に包まれて目を瞑ってしまうのである。
伝聞が告白の振りをするのは種が個の振りをするのである。♂を呑み込み終えた♀のコブラが♂になる如く、雌雄異体の気配は、自食のために全体が部分の振りをする如く♀が♂の振りをするのである。J.J.Rousseauと呼ばれるphenomenonは、そうした一体の種の如き女王ALIEN と瓜二つである。
J.J.Rousseauの究極の自画像は、湖中の島の牢獄に吊るされた卵である。卵が危うく震えているのは、孵る前に誰かがいるはずだ!と全身で熟知している、その造形の均衡である。その、どこからともない震える信頼は、自乗すると-1であるような地獄の水で穴のあいた甕を満たそうとするような女王ALIEN の産卵の如く、飽くなき永遠機関である。


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