碧空3176 nautilus1519(遊弋する大地(Earth)の気配)
3176 nautilus1519(遊弋する大地(Earth)の気配)
種の夢が誰かが生きた個体の平均値であるが媒体ではなくなるように、誰かが話した言葉の平均値は言語に昇格するというより、媒体でなくなるのは死であるから、死の行方である種の夢や言語は霊的でまるで実在!である。
奇妙ニモ、幽霊船の平均値である大地の遊弋は霊的、ということになるが、アナタガ好キ!の平均値はオマエハ誰ダ!であるし、自由、孤独、思考といった「私」を代表する秘密性を打ち消すまでにコピーするのは隠れなさであるから、奇妙なのは、媒体でなくなる平均値と、媒体性が剥き出しになる種と個の中間との区別がつかなくなる特異点である。日々の片隅に魘されるように浮上する、遊弋する大地の気配は、そうした特異点である。
この、遊弋する惑星の気配は誰もいなくなるまでに誰でもなくなる場所の場所の浮上であるから、日々の片隅を脅かした奇妙な気配は、片隅を隠沼にする寂漠でもある。


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