Friday, May 17, 2024

碧空3190 nautilus1533(誰かの吐息がかかる復活を尋ねる)

3190 nautilus1533(誰かの吐息がかかる復活を尋ねる)  誰もいないまでに誰でもない世界の終わりは、誰かがいることを打ち消すまでにコピーする憧憬であるが、二重に打ち消しても今を主張して誰かの吐息がかかるのは、過ぎるまであと0秒の、その0の膨張である幽霊船の如くである。  Karlが彷徨する分だけ広がって今を主張する「アメリカ」(F.Kafka )は、雌雄異体の気配が咆哮するように誘う失踪であるが、その咆哮ならDracula が進出した倫敦を覆う濃霧の音声でもある。しかも、Dracula の、その、蝙蝠や蜥蜴や狼や蝿やテンペストとなって迫る侵略的彷徨は、他の誰かのことが「私」のことになるタイム・スリップや記憶喪失といった跳躍的彷徨の如く、誰かの吐息がかかる復活を尋ねるのである。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home