碧空3242 nautilus1585(「私」の麻痺)
3242 nautilus1585(「私」の麻痺)
私的なものが蕩尽する世界の終わりでは、誰も眠れない。
眠れない!のは、前進しても前進しても世界が終わっているために一歩も前進しないストップ・モーションのように、「私」の麻痺の表現である。私的なものが涸渇しているために、眠っても眠っても眠ったことにならないのである。
「The Fugitive」第2話どぶ鼠 4炎の中の誕生 5洋上の黒い霧 6小さな魔女 10白いリボンのような道 13仕組まれた情事 18片腕の男 22天使は淋しい道を行く 23忘れ得ぬ顔・・・season1
第12話出口なし 15消された終止符 22廃工場の天使 24死のカーブ 27秘密の証人 29放蕩息子・・・season2
第3話墓の上に家を 8臆病な兎たち 11鏡の中の他人 12禿鷹の群の中に 14再び片腕の男 15小さな異端者 16危険な贈り物 19銃声 22喝采の陰に 23白鳥の歌 25幻滅 29死が送られて来る・・・season3
第2話静かな暗黒街 3病める鷹 8狩の季節 12悪魔の弟子 15山狩り 18許されざる者 23護送 27夜は壁の中に 28森の人 29裁きの日・・・season4
こうしたエピソードの曲り角ごとに背後に迫る陰謀や追跡の気配は原罪と冤罪の区別をおかされて、隠れなさは、眠れなさに変形する。私的な静かさも暗さもなく、一体どこで眠れるというのか、いつ果てるとも知れない仮眠の、下の方から首まで上がって来るえたいの知れない涸渇は「私」の麻痺である。


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