Tuesday, July 30, 2024

碧空3264 nautilus1607(メランコリーの変身能)

3264 nautilus1607(メランコリーの変身能)  メランコリーは、雌雄異体の気配とシャムの双子の気配との間に、眠らない。限界が不断に拡大して中間点が次々と湧き出す日常の今を主張する躁状態と、疾しさとなって潜伏して今を主張する深い穴との間に、振動するのである。  世界の広がりは広がり極まって一気に潰れるのではなく、広がるかに見えるのは銀河の如き躁状態なのであって深い穴に吸い込まれるように潰れる気がする。奇妙ニモ、それが、Earth の遊弋の気配の浮上なのである。そのゴーストが後れて来る「私」に変脱して(すなわち、他の誰かのことが「私」のことになって)「私」のことが他の誰かのことになる。  中間点が次々と湧き出す世界の広がりは、場所の場所の浮上とは何かまるで違う。今を主張する日常の広がりにかかる時制は生真面目で不可逆的であるから、今を主張するEarth の遊弋の気配の、その、異常な時制がかかる復活も寂漠も知らないし、探知もできない。しかし、メランコリーの変身能は、生真面目な時制と異常な時制とを同じと見なすcategoryなのである。

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