碧空3297 nautilus1640(置き去りにされた言語)
3297 nautilus1640(置き去りにされた言語)
置き去りにされた日々のざわめきが、遠巻く一体の種の如き陰謀となって配置された総掛かりの器官の延長(他の誰かになるまで延長した分業)であるように、置き去りにされた一体の種の如き言語は総掛かりの隠喩である。言語は、器官が延長する如く姿を現わすために言語の片隅となって姿を消して自食する。♀のコブラが♂のコブラを呑み込み終わって♂のコブラになるように、言語の片隅は他の片隅の不眠の隠喩となって言語の限界を不断に拡大するオートマチズムである。
片隅に置き去りにされた日々の移ろいは、言語の今がどこまでも隠喩であるように展開した言語なのだろうか。置き去りにされた日々の息づきは、置き去りにされた言語が不眠で限界を拡大しているかのようで、しかもまるで何も変わらないかのように予定調和的なので驚く。究極の片隅なのに、タイム・スリップしている位置異常に驚くのだ。
この、究極の片隅では、他の誰かのことが「私」のことになって、「私」は他の誰かの隠喩あるいは媒体であるが、置き去りにされた言語の究極の片隅に本当の持ち主が異常接近して光り出すのは、置き去りにされた日々を窃視する密室が宙返りして他の誰かになるまでに躁状態で、まるでポルターガイストである。


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